フルタイム勤務の公務員のゆきです。1歳娘のママです。

育児って人生単位の壮大なタスクじゃないですか?
100歳まで生きるとして、子ども1人を20歳まで育てると人生の1/5を使う大仕事ですよ!?
しかも「これができたら合格」という基準もない。評価軸は自分で決める。正解は誰も教えてくれない。おまけに途中でやめることもできない。
仕事でどんなプロジェクトを担当してきても、こんな案件は経験したことがなかった。
でも、始まってみると「大変」という感覚もあるけど、自分の価値観がはっきりしたという感覚もありました。
育児を通じて何かを失うより、何かを獲得していく期間になっている気もしています。
今日はその話を書いてみます。
優先順位が、いやでも可視化された

子どもが生まれる前は、仕事も自分の時間も、それと意識しなくても十分な時間を当てられていました。
でも育児というタスクが加わった瞬間、リソースが一気に足りなくなって、「本当に大事なものはどれか」を否応なく考えざるを得なくなりました。

なんとなくたくさん時間を使ったから大事な気がしているだけで、実は仕事って、自分のこだわりって大事じゃないのか?といったん考えてみました。
でも、仕事は大事。育児も大事。自分を楽しむことも大事。
どれかのためにどれかを捨てることが許せない。
どれかを諦めた上で成り立つバランスは、望んでない。
考えて出た結論は「どれも大事」でした。笑
ただ、二項対立に逃げずに全部を抱える覚悟を確認できたことが、自分にとってはよかったです。
「仕事か育児か」ではなく「仕事も育児も」。自分のことだって大事にする。
「これ、本当に自分が欲しいもの?」というフィルターが育った
子どもが生まれる前は、なんとなく流行のものを追いかけていた気がします。SNSで見たもの、話題になっていたもの、なんとなく「持っておくと良さそう」なもの。
育児が始まってからは、あまり流行りものを追いかけなくなったように思います。
最初は「単純に時間がなくなっただけかな」と思っていたんですが、違いました。「これは本当に自分が欲しいのか?」というフィルターが、育児中に知らないうちに育っていたんですよね。
リソースが有限だという実感があると、選択が変わります。「とりあえず」が減って、「これが必要」だけが残る感じ。余計なものが削ぎ落とされて、自分の好みや価値観がくっきりしてきました。意外な副産物です。
制約が、仕事の密度を上げた

娘に会うため、夫のワンオペ負担軽減のため、定時退社が前提になってから、仕事の仕方が変わりました。
時間が削られて、時間が削られた分だけ成果が下がったかというと、復帰して半年以上経った今となってはそうでもない気がしています。職場復帰当初は産後の体力不足とかもあって生産性低かったですが。。
むしろ「このクオリティで十分か」「いつまで自分で抱え込むべきか」「今日は何をすべきか」を考える精度が上がった気がしています。
時間の使い方を再設計できた感覚があります。
育児を抱えながら定時退社で仕事を回す、という条件が、思考の密度を上げてくれたのかも。
育児をしていなかったら、ずっとだらだらした働き方しか出来てなかったと思います。
そう考えると、育児のお陰で仕事の仕方が鍛えられた、という感覚さえあります。
全く予期していなかったことが起きた
育児を始める前、正直なところ「大変なことが増える」というイメージが先行していました。
でも実際に始まってみて、全く予期していなかったことがあります。

子どもが!!めちゃくちゃかわいい!!!!
これは人生の大誤算。
抱っこ紐をつけると「これは抱っこしてくれる合図だ!」とニコニコで寄ってくる娘。保育園の床に置いた瞬間に豹変して親恋しさに激泣きする娘。フォークでトマトをうまく食べられてニコニコする娘。
この子がいるから頑張れる、なんて感じると思ってませんでした。
子どもが生まれる前には全く予期しなかった感覚。
子どもがいることで生まれる苦労や葛藤はあります。
でも、それを乗り越えるエネルギーも、子どもがいるからこそ湧いてくる。
子どもがいて仕事もする人生って
大きな苦労と、大きな幸せと、両方ある人生、というのが、今の私の実感です。
子どもがいる幸せは予想だにしなかったほど大きかったです。
育児期は、獲得の期間だった

育児期はキャリアのロス、みたいに言われることがあります。
でも私にとっては、自分の価値観をクリアにし、仕事の仕方を再構築するための良い機会になっています。
座学だけでは身につかないセンスだと思います。
そして何より——
娘はかわいい!!頑張れる!!
一番の誤算です。笑
育児は人生単位の壮大なタスクだけれど、
始めてみたら、案外悪くないです。悩みも尽きませんが。
「大変だよ」とはよく聞いていたけど、
「かわいくて頑張れる」なんて聞いてないぞ!笑
今日も娘のかわいさを噛み締めているゆきでした。
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