フルタイム勤務、1歳児ママのゆきです。
育休からの復帰前、一番悩むのが「時短かフルタイムか」じゃないでしょうか。
公務員は育児関係の制度がわりと手厚いです。育児短時間勤務、育児時間、子の看護等休暇……メニューはたくさんあります。
で、私はどうしたかというと、あえてフルタイムで復帰しました。
先に我が家の「使った/使わなかったマップ」をお見せします(夫の職場の制度も含みます)。
| 制度 | 我が家では | ひとこと |
|---|---|---|
| 育児休業 | 私7か月/夫1年2か月 | 夫のほうが長い設計 |
| 育児時短勤務 | 使わなかった | この記事の本題 |
| 育児時間 | 私:使わず/夫:使用中 | 妻が使うものとは限らない |
| 子の看護等休暇 | 使用中 | 保育園の洗礼対策に必須 |
| テレワーク | 使用中 | 両立の強い味方 |
※制度の名称や対象は、国家公務員か地方公務員か、お勤め先によって少しずつ違います(同じ趣旨の制度が「部分休業」という名前の職場もあります)。2025〜2026年にかけて名称や対象年齢の改正も入っているので、正確なところは職場の最新の規則で確認してください(2026年7月確認)。
「制度、あるのに使わないの?」と思われそうですが、そこには理由があります。今日はこの判断を、きれいごと抜きで書いていきます😊
フルタイムを選んだ一番の理由:マミートラックが怖かった
最初に正直な話をします。
私が時短にしなかった一番の理由は、マミートラックが怖かったからです。
マミートラックというのは、出産後、本人の意思とは関係なく責任の軽い仕事に回されて、キャリアが停滞していってしまう現象のことです。
時短で復帰すると、周囲の「ご配慮」で、頼まれる仕事がそっと減らされていく可能性がある。それが怖かったんです。
つまり私にとってフルタイム復帰は、「勝手な配慮はお断りします」という意思表示であり、いざというとき自分のキャリアを守りやすい陣地を選ぶ、という戦略でした。
……と、偉そうに書きましたが、正直に付け加えます。私と同じ採用区分の女性の前例が少なくて、この戦略が本当に有効だったのか、ただの心配しすぎだったのかは、今も分かりません。
それでも「守りやすい陣地を選んだ」と考えたことで、自分の心は決まりました。
もうひとつの本音:時短じゃ、仕事がつまらない
理由はもうひとつあって、こっちはシンプルです。
私、仕事が好きなんです。
時短にして業務を絞ったら、「つまらなくて耐えられないだろうな」という読みがありました。
娘のことは大好き。仕事も好き。どっちも諦めたくない。夫に私より長い育休をお願いしたときと、根っこは同じわがままです。わがまま上等😌
復帰時期は「手当が減るタイミング」……の1か月前倒し
「じゃあ育休の長さはどう決めたの?」という話もしておきます。
育休中の手当は、ずっと同じ額ではありません。ざっくり言うと最初の180日は給与の67%(約2/3)、その後は50%(約1/2)に下がります(私は公務員なので共済の育児休業手当金ですが、民間の育児休業給付金も同じ考え方です。詳しくは厚生労働省のQ&Aを。2026年7月確認)。
なので、もともと「手当が減るタイミングで復帰」と決めていました。
が、実際は思ったより体が元気そうだったので、予定より1か月早めて復帰しました。
仕事したかったんですね(笑)

実際やってみたら体力が全然追いつかなくて、最初は死にそうでした😂
フルタイムのための私の工夫
誤解のないように書いておくと、フルタイム復帰は根性では回りません。
私の場合、フルタイムという選択は次の取り組みと一緒に成立しています。
①家事は仕組みで圧縮する。食洗機・電気圧力鍋などの時短家電と家事代行で、家事の絶対量を減らしました。
②育児は夫主体。夫が長期育休でワンオペ経験を積んでいたので、私の復帰の障害にはなりませんでした。育児時間も夫が使っています。制度って「妻が使うもの」と思われがちですが、夫婦のどっちがつかってもいいじゃないですか🤭
③自分の体力と頭に投資する。通勤ランを取り入れて、体力と頭の回転で業務効率を上げにいきました。
④仕事を「切り上げる」技術。自分が満足できるクオリティまで引き上がらなくても、締め切りと定時を重視して、優先順位をつけて仕事を切り上げるようにしました。これが一番難しくて、一番効きます。
この4つがなかったら、私のフルタイムはたぶん破綻していました。時短か、フルタイムかの二択に見えて、実は「どっちを選ぶにせよどんな工夫で回していくか」の問題なんだと思います。
正直な話:最初の2か月は「時短でも良かったかな」と思ってた
ここまでフルタイムを選んだ理由を書いてきましたが、最後に正直な話をもうひとつ。
復帰して最初の2か月は、「体力的に、様子見で時短にしても良かったな〜」と思ってました(笑)
ただ、時短で始めていたら、今度は「時短をやめるタイミング」の見極めが難しかっただろうなとも思います。一度「ご配慮」の枠に入ってから出るのは、入らないでいるより難しそうなので。
結局、今は元気に回っているので、荒療治もやむなしだったということにしています😌
念のため書いておくと、時短が正解のご家庭ももちろんたくさんあります。産後の体の回復、子どもの状況、職場の空気、頼れる先の有無——条件は全員違うので、私の判断はあくまで「うちの場合」です。
まとめ:制度は「全部使う」が正解じゃない
公務員の育児制度はメニューが豊富です。でも、ビュッフェと同じで、全部取るのが正解じゃないんですよね。
我が家の設計図は「夫の育休は私より長く」「私はあえてフルタイム」「育児時間は夫が使う」でした。
いま時短かフルタイムかで迷っている人は、制度の一覧から「何を使うか」を考えるより先に、「どんな生活にしたいか」から逆算してみるのがおすすめです。使う制度は、あとから自然に決まってくるので。
もちろんいろんな選択があって良いと思います。私の選択が参考になれば幸いです。



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